大好きな洋画の話をひとつ。「ブレードランナー」公開当時の評判はいまひとつでしたが、お気に入りの映画の一本です。
主役のデッカード役のハリソン・フォードも良いのですが、レプリカントのリーダーを演じたルドガー・ハウアーが最高です。黒のコート姿の登場シーンも渋いですが、クライマックスでの上半身裸でデッカードを追いつめていく所は怖いです。
デッカードに頭を鉄棒で殴りつけられた後、血を流しながらニヤリと笑って言います。「いまのは痛かった。それにフェアーじゃなかった」
女性レプリカントを演じたショーン・ヤングまさに作り物のような美しさでした。東洋的な雑然とした街並はこれ以降のいろいろな作品に影響を与えました。最近ではアニメ映画「イノセント」も、この映画の流れをくんでますね。