ピート・ハミルの「幸せの黄色いリボン」を原作にした山田洋次監督の1977年の作品「幸福の黄色いハンカチ」について少し。
北海道旅行中に行きずりに出会ったカップル花田欽也(武田鉄矢)と小川朱美(桃井かおり)は6年の刑期を終え出所した中年男、島勇作(高倉健)と出会います。彼は刑務所を出る際、夕張に住む妻に手紙を出しています。
「もし俺を待っていてくれたなら、庭の竿の先に黄色いハンカチを結んでくれ。黄色いハンカチが無かったら、俺は黙って夕張を去って行く・・・」
ということで、夕張を目指し3人の旅が始まります。
倍賞千恵子さんが好演しています。「ハウルの動く城」を見てこの映画を思い出しました。武田鉄矢さんと桃井かおりさんも若かったですねー。
結末は見えているのですが、ラストシーンは涙が溢れます。健さんは当然かっこ良く、あんな中年おやじになりてえ〜と思ったものです。いつの間にかこの映画の健さんの年齢を越えて?しまいました。足元にもおよびませんねー。残念 !