作曲家の伊福部昭氏がお亡くなりになられたそうです。
伊福部昭氏の楽曲を聴くと数々の東宝特撮映画の名場面が脳裏に浮かびます。東京を火の海にするゴジラ、進撃する陸上自衛隊の戦闘車両、飛翔する海底軍艦、滑空するラドン、熱線兵器の活躍等々。
そういえば最近TVCMでも使われていましたねぇ〜。
伊福部氏の作曲した「ゴジラ」のテーマ曲は日本映画史に燦然と輝く名曲ですが、ゴジラの鳴き声の創造にも氏のアイデアが使われたそうですね。当初は動物園でいろいろな動物の声を録音して回転数を変えたりしてみたらしいてすが、やっぱり動物の声は動物の声にしか聞こえなかったそうです。そこで伊福部氏のアドバイスにより、コントラバスの低音弦を弦巻からはずし、この弦を松脂を塗った革手袋で縦にしごき、録音加工するという方法を試したそうです。
出来上がりは皆さんご存知の通り、迫力満点ですね〜。以降、怪獣の声というとこのパターンを使用しているようです。