観て来ました。それも仕事終わりの平日22:05の上映です。翌日も仕事なのに。(笑)
噂通りの映画でした。登場人物が撮影するハンディカメラの映像で、映画まるまる一本押し通すというアイデアを見事に成功させておりました。たいしたもんだよJ.J.エイブラムス&マット・リーヴス。カメラワークが偶発的に見える様に計算されたカット割りの数々、脱帽でございます。
気持悪くなると言われたカメラの揺れはあまり気になりませんでしたねぇ。ただ字幕で観たのは失敗でした。不規則に動く映像を見ながら字幕を追うのは面倒でしたし、「その場にいる」ような臨場感を体験する映画としては、日本語吹き替えの方が相応しかった気がします。その辺りは是非DVDが発売されたら確かめたいところです。
観る人を選ぶ映画ではありますが、良く出来ておりました。興味のある方は是非劇場でご覧下さい。
余談ですが、これはモンスター映画なんですよね。怪獣映画じゃないんだよね〜。怪獣ちゅうのはさぁ〜、すべてをさらけ出して堂々とゆっくり闊歩せんといかんですよ。
ハリウッド映画の描くモンスターのベストサイズは全長10mあたりまでか〜。(笑)
ここからちょっとネタバレになります。
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ここからちょっとネタバレになります。
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ここからちょっとネタバレになります。
"重ね撮り"の部分はちょっとくさいですが効果的でしたね。ロブの恋人ベスを演じたオデット・ユーストマンがキュートでした。切ないラストにうまく繋げましたね。
この「CLOVERFIELD」実験的なモンスター映画として高く評価はしますが、好きかと言われるとちょっとひっかかる部分があります。
それはモンスターのデザインが嫌い。とにかく生理的に嫌いです。(笑)
安っぽいゴム製の異星人のフィギュアを手でグシャグシャ丸めて、机にポンと置いたみたいな感じですよね。子分のモンスターもカマドウマみたいだしなぁ。
以前ネットにデザイン画が出回っていましたが、あのクジラのモンスターの方がまだ良かったのになぁ〜。あ〜あ。
↓そのフェイクのデザイン画です。これもプロモーションのひとつだったのでしょうか。