「鴨川ホルモー」を観賞してまいりました。
いゃあ、京都大学青龍会に入会して
"ホルモー"やりたかったです。
私は客観的に考えて、ホルモー向きだと思いますよ。まず声がでかいです。そして珍妙なボディアクションが得意。さらに数々の電源、非電源のシミュレーションゲームで培った戦術指揮能力の高さ。きっとホルモー界の
パットン将軍と称されたことでしょう。(笑)
ホルモーとは何か? 興味がおありの方は是非とも映画をご覧下さいね。
それはさておき、映画はありえなさ全開の馬鹿映画でした。以前TVで放映された同じ原作者、
万城目学さんの
「鹿男あをによし」が面白かったので楽しみにしていたのですが、期待以上の面白さでした。京都に行きたくなりましたよ。
キャストが良かったですね。主役の
山田孝之も頑張ってましたが、一番笑わせてくれたのはヘタレの帰国子女、高村幸一を演じた
濱田岳。ちょんまげ姿が似合い過ぎです。彼の出演作
「アヒルと鴨のコインロッカー」も気になりつつ未見だったので、早急にレンタル観賞しようと思います。
京大青龍会499代会長菅原真を演じた
荒川良々、"凡ちゃん"こと楠木ふみ役の
栗山千明も予想通りの怪演でした。荒川良々の
「レナウン娘」、栗山千明の
「ゲロンチョリー!!」は必見です。
「グラン・トリノ」のような渋さ200%の映画も最高ですが、こういった馬鹿映画もsamurai的には外せませんね〜。読まなきゃならない文庫本が机の上に山積みなんですけど、原作の
「鴨川ホルモー」と続編の
「ホルモー六景」も是非読みたいなぁ。