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「フィッシュストーリー」

 もう1ヶ月ほど前の話なのですが、都心の「MEGURO CINEMA」まで足を伸ばして映画を見て来ました。封切館では無く、いわゆる二番館ですね。
 その映画は「フィシュ・ストーリー」。DVD発売まで待てなかったのと、なんか劇場で観たかったんですよ。同じ監督スタッフで、同じく伊坂幸太郎さんの原作を映画化した「アヒルと鴨のコインロッカー」が良かったので。ちなみに併映は「少年メリケン・サック」です。

「俺たちの曲「フィッシュ・ストーリー」が、いつか世界を救うんだよ。あってもいいだろう。そんな話」

2012年。世界の終わりまであと5時間。彗星の衝突が目前に迫っていた。人々は避難し街には人気が無い。そんな中、一軒の中古レコード店では常連客と店長(大森南朋)が普段通りマニアックな会話を交わしていた。そして店長は70年代に発売され、まったく売れなかった曲「フイッシュ・ストーリー」のレコードに針を落とす。

1975年。セックス・ピストルズデビューの1年前。早すぎたパンクバンド「逆鱗」(伊藤淳史、高良健吾、大川内利充、渋川清彦)は、まったく売れなかった。そして最期のレコーディングで「フィッシュ・ストーリー」という曲を演奏する。

1982年。友達から運転手代わりにコキ使われる気の弱い大学生雅司(濱田岳)。彼は運転中に「フィシュ・ストーリー」という曲にまつわる奇妙な噂を聞かされる。間奏時に女性の悲鳴が聴こえるというのだ。

2009年。フェリーで修学旅行中の麻美(多部未華子)は寝過ごしたため東京で降りられず、北海道まで行くはめになってしまう。泣きじゃくる麻美に船のコック(森山未來)が話しかける。「ボクの笑える話を聞いて下さい。ボクは正義の味方になりたかったんです」

 4つの時代の出来事が時空を越えてつながった時、何かが起こる。爽快な心地よいラストが待っています。



 なんと言っても2009年のエピソードに登場する多部未華子ちゃんと森山未來くんがいいです。
 多部未華子ちゃんは可愛くなりましたよね。泣いたり笑ったりが自然でとってもキュートでした。最初に観た「HINOKIO」(2005年)の時は役柄も役柄でしたけど、男の子みたいでした。
 一方の森山未來くん、アクション出来るんですね。勉強不足でした。ダンサーなんですね。切れのある動きにびっくりしました。

 楽しい映画でした。ただ私的にちょっぴりひっかかるのは、1982年のエピソード。車内で「フィッシュ・ストーリー」を聴く理由が、メロディや歌詞のメッセージに共感してじゃないところですね。未来につながっていく大事なところなだけに、ちょっと残念です。

 まもなくDVDがレンタル開始の様です。興味のある方はぜひご覧下さい。

 原作は短編で、映画に比べてだいぶあっさりしているらしいですね。今度読んでみようと思います。
by samurai-kyousuke | 2009-09-04 09:30 | 邦画
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気になる映画をちょびっと語りたい ネタばれ有り、記憶頼りなので勘違いもあるかも
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