↑このキュートなお嬢さん、誰かと言うと・・・。

「トゥルー・グリット」でマティを演じたヘイリー・スタインフェルド。
さすが女優さんです。あの可愛げの全然無い女の子をこんなキュートなレディが演じてたんですね。おじさん、びっくり仰天です。女性は怖いわほんと。
という事で「トゥルー・グリット」のお話なんですけどね。
なにしろジョン・ウエイン大好きな私。オリジナルの「勇気ある追跡」に思い入れがたっぷりなもんですからね。「トゥルー・グリット」は、劇場に足を運んだものの、「ふ〜ん、なるほどね。役者は良いし、衣装とか背景の絵作りは凄いね。ロケハンずいぶんしたんだろうな。まるでその時代に、その場所にいるみたい」という冷静な感想。
とくにラストに関しては、本家「勇気ある追跡」のジョン・ウエイン演ずるコグバーンがマティの前で「わしはまだまだ元気じゃ〜!」と馬で柵を飛び越えて見せる幕引きが好きなだけに、隻腕のマティの登場する「トゥルー・グリット」のエピローグは好きになれませんでした。したがって「トゥルー・グリット」は、samurai的好きな映画のカテゴリーには入らず、ブログにも書きませんでした。
そのあと「トゥルー・グリット」のことは忘却の彼方に行っちゃってたんですけどね。先日、レンタル屋さんのポスターで「トゥルー・グリット」レンタル開始の文字を発見。記憶の糸を手繰ってみると、一番に思い出すのはエピローグの隻腕のマティが胸を張って歩いているシーンばかり。う〜ん、もしかしてあれはけっこうナイスな演出だったのかと思い直しております。
まあね。オリジナルが好きだとね。リメイクは色眼鏡で見ちゃいますよ。まったく。とちょっと言い訳しておきます。彼女が父親の仇討ちとの引き換えで失った片腕で、そして短い時間ではあったろうけど隻眼の保安官と結んだ固い絆を胸にどんな人生を生きたのかを想像しながら、さて、BDでも借りてきて再観賞しますか。
↓こちらは、エピローグに登場する成人したマティ。

やっぱりけっこうお綺麗じゃないですか!! エリザベス・マーヴェルという女優さんだそうです。