
なにかとお騒がせしちゃっておりますねー、ということで、今回は渦中の人"萩原健一"さん主演、1994年公開の「居酒屋ゆうれい」について少し。
再婚しないという亡き妻しずこ(室井滋)との約束を破り、美人の後妻里子(山口智子)を貰ってしまう下町の居酒屋の主人荘太郎を萩原健一が押さえた演技で好演しております。約束を破ったわね〜ということで先妻の幽霊が出てくるわけですが、この室井さん演じる幽霊が愛嬌があってハマり役です。また新妻役の山口さんも健康的で非常に可愛いです。しずこが里子に乗り移って荘太郎を誘惑する場面は爆笑ものです。
この三人を中心に居酒屋の常連さん達のエピソードが絡んでいくのですが、脇役陣も三宅裕司、八名信夫、橋爪功、尾藤イサオ、豊川悦司等、芸達者が揃っております。笑いあり、人情ありで、なかなかお勧めの一本です。
萩原健一と言うより、私の世代では"ショーケン"と言った方がしっくりきます。「太陽にほえろ」「傷だらけの天使」「前略おふくろ様」などなど私の中では若き日の憧れの人でした。最近の騒動は残念な限りです。
「傷だらけの天使」のオープニングシーンの、コンビーフや魚肉ソーセージを食べたり、牛乳を飲んだりする場面など真似したものです。