
TVで一度だけ見て気になっている映画「空飛ぶ戦闘艦」について少し。劇場公開は1961年、原作は「海底二万マイル」と同じ空想科学小説の大御所ジュール・ヴェルヌです。
舞台は飛行機が発明される以前の1886年、「海底二万マイル」ではネモ船長が世界から戦争を無くすためにノーチラス号で軍艦を沈めまくりますが、この映画では世界征服のためロバー艦長が空中戦艦で地上の軍隊に戦いを挑みます。
ロバー艦長を「シザー・ハンズ」でエドワードの生みの親の老科学者を演じたヴィンセント・プライスが好演しております。若きチャールズ・ブロンソンが新型気球の試験飛行中に空中戦艦に捕らえられ、ロバー艦長の野望を阻止するため奮闘する男ストロック役で出演しております。
空中戦艦の造形がなかなかです。甲板に無数の支柱が立っていて先端に小さなプロペラがあって浮遊し、船体の前後にも大きなプロペラがあるというスタイルです。ロールプレイングゲーム"ファイナル・ファンタジー"に出てくる空中戦艦のモデルになっていると思われます。何年か前になにかのCMにも出てきましたね。
う〜ん、もう一度見てみたいです。特撮もなかなかだった様な記憶があります。