
皆様方の暖かいコメントに支えられ、恥ずかしながら帰ってまいりました。(笑)
という事で「SIN CITY」について少し。配役を見た時から楽しみにしていたので、公開初日の初回に出撃いたしました。モノトーンの画面に渋いテーマ曲、心臓病を抱える初老の刑事ハーティガンにブルース・ウイルス、その喰えない相棒ボブにマイケル・マドセンとくれば掴みはOK。
しかし私がハマってしまったのは、ミッキー・ローク演じる(誰が演じてるんだか分からないメークですが)"不死身のタフガイ""産まれる時代を間違えた男"マーブでございました。高級娼婦ゴールディが殺された部屋から彼が警官隊を蹴散らして逃げる場面あたりで、画面に釘付けまんまとハマってしまいましたねぇ〜。
判創膏だらけの顔に黒皮のロングコート姿、かっちょいいぜぇ!! スピンオフでこの映画以前のエピソードで一本撮って欲しいです。

わたくし実はグロ系統は弱いのですが、この映画は漫画チックなのでギリギリ大丈夫でした。駄目な人は駄目でしょうが・・・。(笑)
日刊【考える葦】Returnsでforestseaさんも書いておられたが「シロウトさんにはお薦め出来ない」という事でしょうか。

サブキャラも強烈でした。殺し屋ケビンを演じるイライジャ・ウッドなんかは、健気なフロドのイメージをかなぐり捨てて、他人事ながらそれでいいのか〜というほどの"汚れ役"です。どうみても往年のオカルト漫画「魔太郎が来る」でした。(古い!!) ちょい役ながらルドガー・ハウアー様が出ていらしたのは嬉しかったですね。

女優陣もなかなか魅力的でしたねぇ〜。ゴールディ、ウエンディの二役を演じたジェイミー・キングもお綺麗でしたが、やはり一押しはストリッパー嬢ナンシーを演じたジェシカ・アルバでしょうか。トップレスでなかったのは残念(笑)ですが、ダンスシーンは可憐にして妖艶でございました。
ちなみにデボン青木は"恐い観月ありさ"でした。
後日、「sin city」のフィギュアを探して上野、秋葉原、渋谷を彷徨ってしまいました。