大人が泣けるアニメです。久々に観ました。近所の貸しビデオ屋さんでいつもレンタル中で、今回やっと借りられました。前回はTV放映時に途中からの視聴でしたので、完全版は初めてです。(笑)
やっぱり、監督・脚本から絵コンテまでかかわっている原恵一さんの丁寧な仕事が伝わってまいります。
DVDの特典映像の設定資料とか、美術ノートなんかも楽しく見ました。
冒頭の合戦シーンなんかの描写もいいですよね。時代考証なんかの正確さは分かりませんが、火縄銃、弓矢、投石なんかをおりまぜて楽しませてくれます。お城や城下町なんかの描写も緻密です。宮崎アニメにけっして負けておりません。
前回もラストでポロポロ泣いてしまいましたが、今回は又兵衛が暁の出陣に際して激を飛ばす場面、「皆、幼い頃から知っている顔ばかりだ」という台詞あたりから来てしまいました。(笑)
多勢に負勢もの、立て篭りものが大好きなので、こういうのはツボにハマってしまい、本当に弱いです。
プロローグでお姫様が泉の水を手ですくうシーンがあるのですが、着物の裾を濡らさないための動きをするんですよね。タイトル通り、アッパレ! を差し上げます